2006年4月29日土曜日

ぼたんさいた

傑作。

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本当なら「玉兎」は3つが同時に開花するはずだったのに・・・。とはぼやかず。
自分でいうのもなんだけど。見事。

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黒紅の「冬烏」は小振にみえるけど、たぶん白がでかすぎなんだと。
本当にこの大きさでよかったのだろうか。ちがうよな・・・。顔ぐらいあるもの。
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2006年4月26日水曜日

ぼたんおれた

春三十番

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今日こそだめかも。と窓からながめつつ、
結局なんの対処もせずに会社に向かってしまったせいのバチあたり。
この数日の強風でせっかく順調に育ってた宝珠の1本が
根元から折れた。

ここまで来てまだ蕾は固く、水だけでは到底無理だろうと諦めてたけど、
今日の暖かさで膨らみ吹き出すように無垢のハナビラが。

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がんばれ。と呟いてしまった。。。

2006年4月22日土曜日

本日のおさんぽ

お散歩しなくてはバチがあたりそうな日和。
都内、超有名お散歩穴場スポットへ。
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ツツジ爛漫の皇居東御苑

昭和天皇が武蔵野の雑木林を再現したいとおおせになられつくられた、整備のいきとどいた雑木林。
若葉の合間に見えるサーモンのヤマツツジがかわいい。
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ヒロヒト殿、ありがとう

その向うに見えるツツジの群生。
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土曜日のこんな気持ちの良い日にがらがら。
これを堪能しないのは勿体ないけど、あんまり人に教えたくない。

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みなさん、代々木公園のほうがたのしいですよー。

諏訪の茶屋のぼたん。
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東京駅で駅弁を調達。オアゾの地下にもテイクがいっぱい。
土日の丸の内は街路樹メンテの作業員さんしかいない、がらがら。
人にぶつかることもなく、がんがん直進。

入場料は無いし、広くてのんびりしてるけど、
おまわりさんがたーーーーーーくさんそこら中にいるので、ベンチでうたた寝しても安心。
ゴミを投げ捨てようものならおまわりさん。
ずかずか花壇に入る非常識なおばさんがいればおまわりさん。
おまわりさんがいるから、公園に住み着いちゃう人もいない。
おまわりさんは廻りに居るひと全部をあからさまに点検してるので、
安心感がサーヤなみ。アルカイックスマイルで美しい庭園を眺める自分にきがつく。

観光バスが交替で次々到着するけど、観光バスの人は時間がなにしろ短いらしく、
物凄い勢いで通り過ぎて行くのであまり気にならない。

芝生に寝転がりたいなら天守閣跡まで登る。※私はねころびたくない。
これだけ管理が行き届いているのに、芝生にはいって寝転んでもおこられない。
しかも、そんなことしてるのは数えるくらいの人しか居ない。
ぼーっとしてると楽舎から楽の音。ぜいたく。
犬は連れ込めないから、臭くない。
スケボーもいないし、へたくそな歌をずうずうしく電気通して歌ってる人もいない。
目標を色紙に書いて並べている人もいない。素敵だ。

やっぱサンドイッチじゃなくて弁当だよ。
次回はぜったい駅で、東京弁当買ってこよっと。

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ぽんぽんの八重櫻もまだまだがんばってた。
ガチャピンとの色彩がかわいらしい。

お江戸だって、いいんです。

散歩の本題

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三の丸尚蔵館第40回展
「花鳥−愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」

フルカラーの若冲は実は初めてだったのかも。
水墨の鶴や蟲、雪をべったり纏った梅は記憶に新しいけど、
初体験かと思うほどの鮮烈さに周りの人も一様に思わず声を上げてしまってる。
展覧会や美術館で作品を見上げて「おーっ」とため息まじりに口にしてしまっている人、あんまりみない。
小さなひと部屋の展示室で、傍らに掲げられているのを意識しながら、盗み見る事無く順路どおりにすすんでいき、いよいよ顔を上げる。

高度な写実性と主張する極彩色がこの人のパワーそのものと思うと、ただこれを目の前で観られることだけで誰かに感謝したくなる。鎌倉の大仏の前で靴を脱ぎ額を甃に擦りつけてるアジアの人達の気持だろうか。たった今自分にできることはその場にひれ伏すことだけだ。
とりあえずこれまで保存してきて修復を終え公開にこぎつけた宮内庁に感謝。
これがばらけて海外へ部分流出とかせず、揃って30幅日本に維持されていることにも感謝。
大事にしてね。
九月までちょっと出しの5回期。
一回の点数は少ないので体力かからなくていいっす。

ところで、なんでこの30幅がばらけることなく宮内庁が保管しているのか。
京都の画家にむりやり書かせたのだろうか。
もともと尚蔵館の収蔵物は皇室が手持ちを国に寄贈したお宝郡。
以前の狩野一信のときはやはりミニチュア版を皇室が依頼したものだった。
んじゃこれもか。
とおもったら、グッズ購入した絵はがきセットの中に説明がはいっていた。

 「動植綵絵」30幅
 本来は、いまも京都・相国寺に伝わる釈迦三尊像と共に、若冲自らが帰依した
 同寺に寄進した作品である。


って。。。
だから、その寺からはどうやって、皇室の手に?
京都のひと、返せ〜とかおもってないだろうか。
とっても素晴らしいです。是非、東京丸の内皇居東御苑へご足労下さいませ。
こちら〜
三の丸尚蔵館
東京駅で新幹線降りたら丸の内口へむかって尚かつそのまままっすぐ!来てねー。
私もそのうち京都の相国寺の釈迦三尊像3幅見に行くからねー。
ボストン美術館じゃなくてよかったよねっっ。

もっと知りたい伊藤若冲

2006年4月16日日曜日

アイーダ・ゴメス スペイン舞踊団の公演


まずはAプログラムのイベリアとカルメン 

既に二年前に一度公演した「サロメ」が本命かとおもってたけど、「カルメン」すごい!
美しすぎる。
衣装の薄地の重ねと動きを意識した色彩は、フラメンコの力強さと原色のイメージとはちがったアーストーン。
女の子の故の騒々しさをどんなに表現しても妖精が踊る挿画を思い出すイメージの演出は感動的。
見ていても自分の足が落ち着かない。
ぜんぜん及ばないけど・・・気分は踊ってしまってる・・・。
一人一人に異なるデザインのパルダ。全てのデザインが動きを計算し尽くしてて、
フラメンコ独特の大切なパルダの役目を存分に発揮してる。
カルメンもう一回みたかったなー。
dvdでないだろうか。

ヘレス・フェスティバルでの初演のレポ
私では表現しきれない感動がちゃんとテキスト化されてて、すっきりした。ありがとうございます。勝手にお礼を言う。


サロメ【PCBH-50088】=>15%OFF!サロメ

来週はサロメ。

2006年4月13日木曜日

むかし習った中国語

応用してる / futafusa
職 > 本日の志

ちーふぁんらまー

はいめいよー

はい まだ
2006年4月26日(水) at 12:14 
らんち終了 / futafusa
職 > 本日の志
くんま
2006年4月25日(火) at 13:25 
本日はより突っ込んだ使える。 / futafusa
職 > 本日の志
ぶーやお 不要 


うぉーへんうぇいなん 

うぉー 我

へん とても

うぉーへんしょんちー
     しゅん


※ちょっと、絵文字をつかってみた。失礼。
2006年4月24日(月) at 15:47 
本日のつかえる / futafusa
職 > 本日の志
じぇが

ねがー・・・

めいよー


つあいつぇん
2006年4月14日(金) at 16:03 
本日の香 / futafusa
職 > 本日の志
おにく
早く食べてみたいが止められてる。



2006年4月13日(木) at 13:56 
本日のめも / futafusa
職 > 本日の志
ちーふぁんらまー

ちーら

口を「い」にして舌をまるめる


ら 了

まー?







らさんはこれでもやさしくしゃべっているらしい
らさんはやさしい。
2006年4月13日(木) at 13:22 
本日のメモ / futafusa
職 > 本日の志
ざおしゃんはお




らさんはおんなの人だった。
筋肉隆々のがたいのいい男性だと思い込んでいたので
ひょうしぬけだった。
2006年4月12日(水) at 09:46 

2006年4月6日木曜日

夜桜薪能を堪能する

靖国神社奉納夜桜能

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武道館には毎年行く用事があっても、靖国神社は初体験。
その存在の微妙さ加減が良く判らなかったのと、
なぜか、なんでもやたら大きい造りが理解しがたかった。

ところが、立派です。この日の為にあつらえられたのかと思うシチュエーションの能楽堂。
見事に覆うように櫻の天井が。

春はなにかと野暮用が多かったため我慢して来たいろいろな催し物の一つ。
良い席を確保できたので感激で堪能して参りました。
今年の春はかなり充実してる。(それなりにです、それなりに。)

このところ朝夕の寒暖の差があり櫻の開花の足が速い割に
夜間の冷え込みが随分ある。
この日も日中の気温のわりに冷え込みが酷く、野外は少しつらかったかな。
何分にも初めてのため、対策が甘かった。

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それでも始まってしまえば見入るばかり。
時折吹く冷たい夜風も満開の櫻の花びらを散らす美しさに
寒さなど感じず、鼓の音も冴える。
古の人が遊ぶ屏風絵に入り込んでいるようで、龍笛の音をバックに青白い月を見上げたり。
贅沢してます。

この日の演目:
舞囃子【忠度】
狂 言【二人大名】
能【船弁慶】間狂言

二人大名の野村万作さんの絶妙な表情の運びが本当に惹き付ける。
ただおかしいだけじゃ無いのが本物なんだね。
ちょっとくらい知った名前があった方がいいとも思ってたけど、
野村萬斎さんもとても美しい人で、テレビのcmに出演してたりの
イメージとはぜんぜん違っていた。
舞台に据えているときの静かな存在感がその人をこんなに美しく見せるとは。
生まれながらのお家芸というだけではない、自らの意志の力強さが
そう見せているんだなと感動した一夜でした。危うく好きになっちゃいそうでしたぜ。
エンターテイナーとしてのレベルの高さに脱帽でございます。
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次回も是非堪能したいものです。
※膝掛けとカイロとお弁当を用意して。

2006年4月4日火曜日

じぶんちでさくら

自分ちにだって櫻はあるのです。

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ほとんどが裏の土手の山桜。
吉野櫻の薄い桜色も幻想的だけど、山櫻の美しさもそれに劣る事無く。

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窓の景色がグレーに霞がかったように。
フルボリューム。
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曾祖父の頃に土手の土留めのために100本の苗木を植えたとか。
年寄りの話なので、100本は何処まで本当かわからないけど。
でも、小学校の頃はもっとみっしり。
本当にそれくらいの櫻が競って咲き乱れてたことを記憶している。
県の指示などで、半分以上の面積が分厚いコンクリートで固められ、
ごっそりと斜面が三角に禿げた次の春は少しどきっとした事を憶えてる。
それをしてなければ、今頃は櫻の木の下の死体になってたんだろうけど。
それもあって手入れが入らなくなり残った櫻の大木が折り重なるように、
明らかに不自然な傾斜で花を咲かせているものや、倒木に押されて徐々に共に倒れて行くであろう姿が見えて、あとどのくらいこの花をさかせるんだろうかと少し切なくなったり。
京都の櫻守が聞いたら嘆くだろうに。