2010年8月7日土曜日

京都さんぽ






この夏にしたこと。


四条河原町阪急百貨店
Salon de The AU GRENIER D'OR
活鱧のおとし
赤飯饅頭
六道さんの水回向
賀茂川
然花抄院 京都室町
御池通横断





最後のショット



8月22日で閉店する、四条河原町阪急百貨店
あればたいして気にもしないけど、
無くなるのは、なんだか変なカンジ。

ましてや、ここが今度丸井になるとは、ひどい話だ。
阪急の文字と、壁面のロゴが、代わって丸井のロゴになるのは、
余りに下品でいやだ。



丸井は何を今更京都に進出なんだろうか。
新宿の丸井などで妙に(中途半端に)京都ブランドに干渉しはじめたと思ったら
これだ。

観光客が利用する事は無いし、ましてや外国人観光客には百貨店じゃないから免税も効かないだろうし。滋賀や京都郊外の若年層をターゲットしてるのだろうか。

もう一回言う。
なんで、丸井・・・?

本日の鴨川

賀茂大橋の合流
夏の空と河。
「暑い」とかおもってはバチがあたる。


絶望的な青空も、此処では美しい。


六道詣り

暑いので空き時間は図書館。と、きめていたものの、大先輩に六道さんのお迎えの鐘を突きに行きたいと言ったら、同行して下さる事に。なおかつ、ちょっとラクチンしてしまう。


東山故に、西日が照りつけ17時半。
容赦ないけど、黄昏時一寸前の西日が綺麗で、悪くない。
門前の出店で高野槙を購入。
噂に聞いていたけど、本当に600円になっていた。
それでもやはり自分の槙で水をじゃぶじゃぶしたいし。
おかあさんはいつものように小枝も添え、きちんと包装して下さり、
「お水は境内にあるのを使えば良いから、これは包んでもって帰りなさい」とおっしゃる。
ありがとうございます。
おかあさん、厳しい夏だけど、体に気をつけて。




連れが居る事を既にこの時忘れ気味で、水塔婆におじいちゃんの名前を書いてもらう。
相変わらず、戒名を確認しておらず、俗名で。 
そして、今年こそはいよいよ、いい音を鳴らしたいお迎えの鐘。
何人か前の人から突き方を参考にし、力一杯引いてみる事に。
決行、満足な音が出せた。いい気分だ。
おじいちゃんも心よくお帰りくださるだろう。

その後、お線香(2本50円)を納めて、最後に水回向。
「あついしなー」とかおもってると、水を掛けるのもかなり入念になる。

最後に御朱印をいただき、西日を避けるように、
斜めに東山をくだっていく。


五条通りの陶器市をひやかしつつ。
ういろうやさん五建外良屋で、赤飯饅頭を購入。
おまんじゅうの皮に、おこわ、栗、と好きな物が一つになっているにもかかわらず、
理解不能でまだ口にした事がなかったブツ。


やばい。
美味。
もうはまった。次回はこれを手みやげにする。


2010年8月6日金曜日

和みダイニング ゆず家


御幸町三条上ル「ゆず家」さんでの宴。
当然、並ぶは鱧。
活鱧のおとしをいただく。ああ、美味。


そしてさやさやと喉を通って行くシャブリ
極楽です。


個室を予約したのでゆったりとした時間を過ごす。
オーダーしたメニューはゆったりどころではないけど。
賀茂茄子の甘み、柚子料理あれこれ。
お酒もすすむよ、どこまでも。

シャブリが品切れ。
ありえん。

Salon de The AU GRENIER D'OR (サロン・ド・テ オ・グルニエ・ドール)

まずは糖分補給。重要。

グルニエ・ドールでピンクグレープフルーツとピスタチオのタルト。
ホールでたべれそうだ。




木の実のタルトをお土産に。
美味。



無神経になること

この夏、3回目の京都。
なにも、例年にない猛暑といわれている今年にかぎってだ。



羅生門が風を止める。

とか、そう言う事を一切考えない事にした。

2010年7月25日日曜日

旅は道連れ

新幹線で食べようと思ってバッグにしのばせ、新幹線の座席の前のテーブルに置くも、気が付けば京都。

その後も空き時間に食べるかと、そこここでバッグからとりだすが、なぜか封を切ることなく。

帰りの新幹線でまた定位置かのように簡易テーブルの上に止まり。

今また私の部屋に一緒にいる。

なんか、一緒に真夏の京都を旅して来たみたいで、情がわき、もう食べらんない。
ぐしゃぐしゃのバッグの中で、割れもせず。


いっそ、名前でもつけるか。

和三盆ぷりん

亀屋良長の和三盆ぷりん。
美味!!
日頃、ぷりんにカラメルソースの必要性を感じていなかった私にとってはときめきの逸品。
お菓子として甘味に遠慮は不要。なのにあとひく。滑らかで柔すぎず粗野な固さもなく。
和菓子の舌の感性は流石ね。

2010年7月24日土曜日

上田秋成展

風変わりとも言われつつも、なんだが愛嬌のあるおじいちゃん像。
それでも、最晩年まで己が火を絶やすことなく求め続けてたことに、
美しくもある哀切を感じる。
ことばを尽くした人の生き方とはその命が何年あろうと満たされることは無い。
蕪村の感性はそのことばを得ることで、またあらゆる動きを生む。
彼等にはその同じ血脈があるんだろう。
ならば、
そのことば無くとも、画がその生命を語る応挙を
秋成は特別な視線で見ていたと思う。
良い意味で。

無いもの。

すっかり本館は跡形もなく。
がっつり工事してますが、この下に方広寺の遺跡があったのではなかったっけ。調査後、後世に残す為、また埋設保存にしたんだったような。。。

失われた中世のランドマーク。
化学の進歩が次々と太古の真実をあばく昨今。
地下にはまだ彼の語りべたちが眠る。
これぞ本当の京都の底力なのか。

illy

結局、資料読んでたら、うたた寝もままならず。
illyでカフェインと糖分補給。
アイスのエスプレッソグラニータ美味。
でも足りないからドリップにワンショットをテイクアウト。
真夏の殺人的野外ホットコーヒー。
経験値の低さ故の過ち。駅前ひとっ走り出来そう。


お久しぶり

もう、前回いつきたのか思い出せない。

とりあえず大学図書館へ。仮眠しにいくわけではない。

朝食

次の食事までは長丁場なのでたらふくいただく。
京都駅内のカフェでモーニングバフェ。
880円で私のチョイス以外に、ヨーグルトやフルーツ、
ピラフやフライなどがっつりなメニューも。
野菜も豊富で大満足のコスパは関西ならではでしょうね。
1000円以上出すような朝食だったらここでは2年も通用しないしねー。


2010年7月14日水曜日

2010年6月27日日曜日

長野

長野県に入ると何だかやたらと雲が近い。
遠くの視界に高い山があるのっていい。
凄く目からリラックスしてくるのがわかる。

色々調べ過ぎて、iPhoneのバッテリーが到着前に切れるという体たらく。
まさか、高地は消耗が早いわけではあるまい。


長野駅

合い言葉は
「マツキヨ前」


暑い。
曇天に雲が多少薄くなる切れ間に日光が主張すると、
アスファルトから立ち揺らぐ湿気を前身で浴びてる感じ。
しかも無風。
北国に来ているつもりで、「こんな薄着で来て、寒かったらどうしよう」などと新幹線でのいらぬ心配をあざ笑うか。Tシャツ一枚で来た人が正解。
なんで。。。?


幼少時に住んでいた時以来、何度かは長野駅にはおりたっているはず。
でも全然印象がないのは、ぎりぎりに来て、とんぼ返りしたり、
高崎にもどってそのまま新潟に行ったりしてたからかも。

きちんと来たのはもはや、35年ぶりとかだ。
善光寺さんはこんなにとおかったっけか。

善光寺詣り

牛に引かれて


大学の宿泊教科学習会の視察のため、
大所帯で移動。
なかなかご本尊にたどり着けない。
牛に引かれるというより、
牛車に乗ってるかんじ。

十割そば

これも初体験。
美味!
歯ごたえが好み。

むじな地蔵@白蓮坊

せんとくんかと思った。


と、おもったらやはり。


おやき

差し入れを頂く。
幼児期、あんこが入っているものとかぶりついた時の衝撃以来。
トラウマからやっと逃れる。
野沢菜IN
美味!

思いおこすこと、これが生涯初となった仁王様。
やっと帰って参りました。
離れた所からみても、ビュンッという劇画の一瞬が見えるよう。
すごい。
子供に最初に見せる仁王様はここがいい。


ご尊顔が見えない。

10月くるときは、必ずちゃんとしたカメラを持参すること。

善光寺 本堂

まっくらだ。涙。

本日は大本願さんにて場所をお借りし、会議。

古い木造の塔頭と新しく完成された講堂棟。

此処をお借し下さり、文殊様の横で講義がなされる。

ありがたい。

職員の方たちも皆様本当に温和で、善光寺さんというお寺の意味を

しみじみ感じることでした。



改めて思う





かめらーーーーっ。



内陣、お戒壇巡りは?

単独で来ているのではないので今回は断念。
10月こそは!!


びんずる様の顔がすり減りすぎてて。
みなさん顔が病気なんですか・・・?



本日の駅弁

長野発。
なのに実は高崎のお弁当屋さん。
山菜をそえれば、このままダルマ弁当な訳でした。
伝統の駅弁味。
美味。

サンドイッチハウス メルヘン エキュート東京店

フルーツサンドしか無いのかと思ってた。

朝9時の新幹線、サンドイッチしか手に取る気になれず、
ちょっと今更感なメルヘン初体験。
モッツァレラとトマト、照り焼きチキンと大葉。
結局フルボリュームだけど、感触。
美味しゅうございました。

しっかし、エキュート並びにグランスタ、
そろって早くから開店しているはいいが、
朝と昼のメニューをも少し工夫できないのだろうか・・・。
8時に開店して、焼き肉弁当をきっちり並べられてもね。




2010年6月24日木曜日

オー・ビレッジ ("O" VILLAGE)

カメルーン料理を体験。


どこだっけ、この間サッカーのワールドカップで試合したアフリカの国。

(・・・カメルーンだ。)

サッカーはまったく分かりませんが。
日本唯一のレストランが池袋にあると盛んに報道され、いちげんさんも増えてるんでしょう。
4畳あるかないかのホールに割とコンスタントに人が入ってくる。
注文はピラフ。
それ以外は挑戦する意欲がなく、負け試合。

一口毎に初めての香辛料の香りと、味の余韻。
なんだろう?と考えているウチに完食。
チキン?も香ばしく焼き上がっており、いずれも好みの味。
チキンの骨かとおもいきや、どちらかというとほ乳類型の骨がピラフに混入していた。
これ・・・何の骨なんだろう。
ウサギではないと思っています。信じています。

タンザニアに海外青年協力隊で、教師赴任していた会社の先輩に
つれていって頂きました。



2010年6月20日日曜日

お茶の話

外国人が考えるティーパーティとは・・・。

確かに、アコが懸念している通り、茶道をするにあたり、
流派は様々だし、どの流派だったら簡単などというのは一切ありませんよね。
それぞれの流派が独自の感性と哲学から成り立っているので、
では、初心者は、特に外国人や海外に居る人などは、どうやって始めていけばいいのか?って事になりますよね。


たとえば、テーブル席でこんな風にいただくのもアリ。

まずは、お茶、お抹茶(おうす)・日本茶に慣れ親しむ。というのが前提で良いのではないでしょうか?
京都で派生した様々な流派での若手の方達が、まずはお抹茶に慣れ親しんでもらおうと、形式にこだわらないカジュアルさをコンセプトにしたスタイルを提案したりしています。

お湯は電気ポットから、茶碗はカフェオレボウル。好みのお菓子。
庭に咲く花を差したテーブルフラワー。
椅子に座って、楽しいおしゃべりにテーブルを囲んで、お抹茶を頂く。
というものです。
おのずとそこには、思いやりや礼儀が現れてくるもの。
極端な話、そのテーブルに乗るのは最低限、お抹茶を立てるのに必要な道具があればいいのかと思います。

うーん、泡が少し荒くなってきちゃった。お湯が冷め過ぎのせいかな。
あと葛桜が外向いちゃってる(笑)


そもそも、茶道とは、
お茶をもって、人と親しむことを目的としてます。
招いたゲストを思いながら、お茶会の支度をする。
ゲストがお茶をいただく一時、潤った気持ちになるよう、庭から花を切ってくる。
あの狭い茶室で、ゲストと膝を近くしてもてなす。
もてなしは、必ずしも華美なものでは無い。
シンプルでこそ、心に平安を与えられるという考え方でしょうか。
ゲストも、そうやって自分を招き入れてくれている事を分かっているので、用意されたティースペースに心を洗われるんでしょう。

小振りに咲いた額紫陽花と雪柳の新芽をソースピッチャーに生けてみました。

つまり、作法は当然となってしまってますが、根底はお茶を頂く事のプロセスを大切にしたいので、まずは、先生が見つかるまでは、そういった気持ちで気軽に楽しむコンセプトが外国の人には初歩として大切なんじゃないでしょうか。
アコは日本人として、そういった気持ちで臨めば良いんじゃないでしょうか。


フィニッシュ
茶碗の中が茶筅(ちゃせん)、上が茶匙(ちゃさじ)右の青い蓋付は薬味入れを棗(なつめ)に見立てて
右奥が香炉


しかしながら、そのお茶が美味しく入っていなければ、それはそれで台無し。笑。
そこに、最低限の道具と作法が必要になってきます。
お湯の温度、お茶の量、立て方。
京都の老舗茶舗のサイトで、とてもいい動画とpodcast配信をしてます。参考にして下さい。とても分かりやすいです。

▼一保堂茶舗

 ▼お茶のこと(動画・podcast配信のtoppage)

2010年6月19日土曜日

菓子工房KAMANARIYA




二年前の伊勢丹地下での出会いから必ず買って帰ってくる。
しかも10個単位、会社のお土産込み。
おまんじゅうだけでかなりの手みやげ重量。
これにお新香と奈良漬けもって帰ってるんだから私は偉い。



2010年6月17日木曜日

梅雨入り

雨季にはいった始まりの月曜日。
寒くてやせ我慢。
火曜日はぴーかん。
水曜はむしむし。
なんともこれが日本の季節感の素晴らしさ。
天気に一喜一憂。
今日も地球は平和です。

2010年6月13日日曜日

紅谷茶房

紅谷さんのアップルケーキ。
美味!!

ジューシーと表現したくなるしっとりさにほんのりシナモンが利いて
好みにピンポイントの一品。

昔、掛け紙にデザインされていた鎌倉の古地図。
江戸初期とみられるの古文書より発見されたものだそう。
一枚だけ、大事にもっているけど、今はポストカードにされて、
店頭で販売されている。


是非、掛け紙での復活を切望。
今は白地柄での包装紙になってる。

八幡宮段葛は三の鳥居前。
お店のおかあさんもとっても良い方で大好き。
鎌倉おやつも、紅谷さんかあれば、すてたもんじゃない。