2006年3月30日木曜日

京都でさんぽ

京阪電車で大阪を出て京都へ。
京都にいくと歩かずにいられない。四条で降りてそのまま大宮に向かえば良いのに、
わざわざ丸太町まで行って右左デタラメに曲がって下って来る。西日がまぶしい。

あ、にしゃんた氏宅らしきを発見。
さすが。絵に描いたような京都の民家。シックに素敵に暮らしてるようで。

ふらふら寒いのに歩いて行くと、以前から気になってた陶器屋さんを発見。
京都スーベニイル手帖(夏秋編)
夷川商店街ハセガワ陶器店
店舗内を年代不明の陶器がどっさり。
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地層のごとくみっしり。しかしながらその地層も度重なる発掘者によりあちこちで歪みが生じていてほじくる程おもしろい。
価格はほとんどおかあさんの記憶と都度のインスピレーションな気もしますが、
探しているアイテムに気に入る絵柄があって、且つ欠けや気になる程のキヅが絵柄に無ければ
普段使いには満足度大。
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オレンジに近い柿茶のティーカップを発見。
デイジー風の柄がキュート。しかし、ソーサーの釉薬が長年の埃でかなり痛んでる。
レースペーパーとか敷いて限り無くベタな感じで使えるかな。
カップの方はぜんぜんきれいで、諦められなかった。1客650円。これは、高かったのかお買得なのか。自分的には結構満足なんだけど。

今回の大満足はこれ。
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こんな姫なケーキ皿がほしかった。赤紫に近いピンクの薔薇柄。
いい加減な感じのプリントも余計にぴったり。一枚150円。
これは30枚くらいの山積みの中から欠けてるのや薔薇の柄がずれまくってるのを避けて
発掘した四枚。
今日はなんでもよくがんばる。

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その他、やはり柿茶の湯飲み250円とボウル1枚。650円。
おかあさん、1度650円と言い出すとなんでも650円になって来たような気がするので
このへんでストップ。
あとは、かなり絵柄が豊富なご飯茶わん。
これはかわいーーー。し、素敵な昭和初期。おかあさんも「60年前に焼かれたもの」と断言してた。
「60年前に・・・」物凄く古く感じる。

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自宅に戻って戦利品を広げていると、ウチのマミーが、
「あら、こんなようなの、小学校のときにお母さんと食器屋さんに行って買ってもらったわ。
懐かしい・・・」だって。
確かに60年前に焼かれた物だった訳だ。

100円なり。

有限会社ハセガワ陶器店
夷川間之町角 075-231-0503

[京都][たび][季節]まだまだ歩く。

京都の春はいそがしい。

鴨川さくらまつりとのことで
花灯籠の灯籠が三条から四条にかけてと灯ってて、
寒くて風もあったけど、つい欲張ってあるいてしまった。
さむい。
出店でも一生懸命声をかけて下さるが、歩き抜けるのがせいいっぱい。
ちょっと寒すぎてざんねんだった。
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こういう情緒たっぷりなイベントを提供して、堪能する心のゆとりがあることが
この町のすごいところだなと。

まだまだ歩く。

円山公園もまだ行った事がないから、人混みを覚悟でライトアップを見に行こうかと思ってたら、
鴨川沿いの灯籠につられて結局三条までのぼってしまったので、
いつものように三条田毎でたぬきそばをいただき、白川通りをくだることにした。
と、さらっと思い付くけど、相変わらず無駄に歩く。ものずき。
鴨川を渡り知恩院の方向に東へジグザグに下って行き、白川北通の東端に着く。
祇園どまんなかよりは人が少ないだろうと目論んでだけど、
この通りのライトアップは今年からだそうで、結果的に実は穴場だった。
寒さと他のスポットではまだ開花してない所為もあって人出は少ないほうなんでしょうけど、
しずかにほの暗い櫻を堪能。

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既に寒さで体はかちこち、写真はぶれぶれ。

そのまま白川南通へ、お約束。しかし、口惜しいけど、やっぱり綺麗だ。
どんなに人がわさわさいても、幻想的。

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ほかの写真

かなりここまでで満足度はフル。
というか、精神的にはぜんぜん平気なんだけど、おそらく、体は限界かもしれない。
と判断し、帰る事に。

円山公園。またね。。。

あとで、「京都の人間はやっぱり櫻といったら円山公園のしだれだ」と言われ、
物凄くくやしくなる。
そうなの・・・?