芳崖の
悲母観音が当然出ているものと決め打ちで。
無い訳ないけど。
観音開きなもので余計に目の前のガラスから遠く感じて。また見足りない。
覚三校長先生排斥の怪文書やら
九鬼隆一宛書簡など、
自力で読めないのが口惜しい。
後者については解読する知識があっても読む気にはなれない
アーティスティックなシロモンでしたが…。
展覧会通して考えてみると、
日本近代芸術オールスター揃い履み且つ、マニアックな作品群や、
高山寺の美しい日光月光のうち、グロテスクにも存在をとどめた
月光菩薩坐像。
東博に寄贈された日光と教材として芸大へ収蔵された月光。
こちらはなかなか拝めないので、これで両方拝めたことになる。
大観 双龍争珠にじーん。となりつつ。
敵か味方か覚三先生。
いいヒト度がまた少し上がる。
東京藝術大学創立120周年企画
岡倉天心 ― 芸術教育の歩み ―横山大観 双龍争珠 明治38年 横山大観記念館
横山大観 隠棲 明治35年 茨城県近代美術館
小堀 鞆音 経政詣竹生島 明治29年
大村西崖 聖徳太子像
板谷波山 元禄美人像